「サボる」こと
「サボる」の語源はフランス語の「サボータージュ」であることは周知の事実ですが、意味が日本と異なるそうだとな。
フランスでは破壊的行動、または労働争議中の労働者による生産設備の破壊を言うらしいです。
つまり破壊。
フランスって若者のデモが盛んであり、ニュースとかで目にする光景だと町中が燃えていたりしていますよね。
フランスのサボりって恐ろしい。
一方の日本はこういう意味でも平和ですなぁ。
さて、私自身の「サボる」ことについてですが、環境が変わったことによってサボる中身や程度も変わってきました。
自己紹介記事でも書いておりますが、前職は公務員、現在はデータサイエンティストである私はサボる感覚がガラリを変わってしまいました。
bigginer-datascience.hatenablog.com
というのも、公務員時代のサボる感覚は徹底しておりました。
まぁ、まったく仕事をしないとかそういうことではないですが。
公務員って比較的有休を取得しやすい(少なくとも私の自治体は)環境なので、少し根詰めすぎたなぁとか最近リフレッシュできてないなぁと思ったらすぐに休むことができます。
「おい、何休んでんだ。仕事どうなってんの?」
と上司から詰められることもありませんでした。
これが可能なのは公務員の仕事は属人的ではないからだと思います。
つまり、その人でないとできない仕事ではない。
担当外の人でもある程度対応できる業務だからだと思います。
(さすがに長期間の休暇となると話は変わってくるのですが・・・。)
なので、もらった有休はほぼ完全に消化してしまっていた時代でした。
うん、パラダイス!!
そのような環境であったため、生来のサボり癖に拍車をかけていた公務員時代でしたが、現職のデータサイエンティスト、ひいてはプログラマーになってからはそれができなくなりました。
「プログラマーこそ、コードが書ければ誰でもできる業務じゃん」
仰るとおりだと思います。
ぐぅの音もでません。
私が言いたいのはプログラマーだからサボりにくくなったのではなく、自分の置かれている状況によってサボる度合いが変わってしまったということです。
私は今の職についてからまだ1年もたっていません。
そして業界経験年数も皆無です。
そうなると日々新しい知識を吸収しなければなりませんし、仕事もなかなか思うように進みません。
そして、IT関係およびデータサイエンス関係はここ近年の技術進歩が目まぐるしく発展している状態です。
私の少ない脳のメモリーに知識を叩き込むのは至難の業であり、さらには年齢による物覚えの悪さにも拍車がかかってきているわけですから、踏んだり蹴ったりな訳ですよ。
(自分で選んだ道なのにグダグダいうところが非常にダサいですね)
ということで、ここ最近は休日返上で朝から晩まで勉強または仕事をしているわけです。
そうなると、サボることが中々出来なくなるのは自明ですね。
だがしかし、常に緊張し続けるのも心身に悪い。
少しでも休みたい時はある。
と、どこかでサボりたくなるのが人間ですね。
ならどのようにサボるのか。
恐らくほかの人から見たらサボるとは言えないのですが、散歩を15分程度したり、週一でジムにいって1時間汗を流すなどをして普段の仕事や勉強から逃れています。
公務員時代は何となくで1日をダラダラ過ごしてサボっていたのですが、今は時間、分単位でサボるようになってしまいました。
なんか話が変な方向に進んでいますが、結論を言うとサボる程度は自分の置かれている環境で大きく変わるということです。
有意義なサボりを手に入れたければ普段から一生懸命生きることが大事なんじゃないかなと思ったところで、この記事を書いてサボっている私でした。